記事その1
比較的精神が落ち着いてきたので、日記でも書こうと思う。
ただ、毎日ではなく気が向いたときだけだ。
ここ最近DTMにはまっている。
去年の1月あたりから始めているので1年が経つのだけど、不思議と飽きる気配はない。
それどころか、もっと音源やエフェクトなどのプリセットが欲しいと思ってしまうようになってしまった。
曲を作るというのは思った以上に面白い。
既存の曲のコピーでも、アレンジでも完全オリジナルでも、優劣なんてないしとにかく楽しいものだ。
楽器を演奏して楽しむという方法もあるし、多分それが一般的なんだろうけど、楽器を買わなきゃいけないからお金もかかるし、ピアノやキーボードだと場所も取る。
何より定期的に練習しないと上達はしないので、とにかく面倒だ。寒い日だと指が動かないしね。
でもPCとMIDIキーボードさえあれば(出来はともかく)自分では到底扱えないような数多くの楽器を正確に演奏してくれる。
マウスで一つ一つ打ち込んでいくのは確かに面倒に感じることもあるが(特にドラム)、全部自分で作ったような達成感は結構ある。
学園祭とかのライブで、自分がかっこよくギターとかを演奏して観客の喝采を浴びる妄想をしたことがある人は案外少なくないと思う。
演奏技術以前に、そもそもそういう環境に縁がなかった生活を送っている私のような人間でも、自分だけの曲が作れてそれを演奏してくれるというのは中々乙なものだ。
新しい趣味を開拓した感じなので、これからも続けていこうと思う。
ただ困ったことに、この趣味は金がかかりそうだ。
いい音、あるいは使いやすい音を手に入れるためには、自分で音作りをするよりも数万円するような音源を買った方が手っ取り早いことが多いらしい。
調べたところ Native Instruments の KOMPLETE という総合音源はDTM界では人権のような扱いらしく、一番低いグレードでも5万、最上位で19万円ぐらいするようだ。
使ってみたいものだけれど、残念なことに現在私の収入は0なので、その内手に入れてみたい。
折角なので、1年前と現在の曲を比較してみたいと思う。
1年前に作った曲↓
生まれて初めて作った曲なのでもちろん出来はアレだ。
一応イメージとしては「ギャルゲーとかで幼馴染と朝一緒に登校するときに流れてる曲」。
雰囲気だけでも感じていただけたら幸いだ。
学生時代に To Haert2 にはまっていたので、その影響だろうか。
正直ギャルゲーは愚かゲームさえもご無沙汰なのだが、ゲーム音楽は好きなので 気が向いたら作り直そうかと思っている。
というわけでお次。
最近作った曲↓
上海アリス幻樂団の「夜のデンデラ野を逝く」「魔術師メリー」を歌モノ風にアレンジしてみたものだ。
中央のピアノの部分にヴォーカルが入るように作ったが、ボカロやcevioを持っていないので、当然歌詞も考えていない。
東方project及びニコニコ動画に出会ってしまった私は「その道」を進むことになってしまったのだが、なんだかんだで10年間飽きずに同じコンテンツにいるってことは無駄にすごい事なのかもしれない(原作はあまり手を出してないが)。
東方project及び上海アリス幻樂団の音楽はアレンジが星の数ほどあり、ヴォーカル曲も好んで良く聞いており、こういうの作ってみたいなあ、と思っていたので今回作ってみた。
というか、DTMを始めた動機の一つかもしれない。
多分かたちにはなっているかもしれないけど、我ながらまだまだ酷い部分が多い。
ギターはずっと単純なバッキングだし、カッティングも申し訳程度に入っているけどあんまり聞こえないし、そもそもアンプとかの設定もいまだによく分かっていない。
ベースもその場のノリで打ち込んでいるので、どことなくチグハグだ。
ドラムの音がしょぼい(DAW付属音源だからだと云い訳しておく)。
ミックスに関しては高音を上げ過ぎたのか、ちょっと金属質になってしまっている。
作っているときは「よし、いい感じになってきたぞ。もうすぐ完成だー!」といった感じでテンションが上がってしまうので気づいていない。
基本的に感情の赴くままに作っているので、現状を分析して段階的に処理するというよりも、ひたすら曲を作って数をこなすという方法でしか上達しそうにない。
それでも、少しは成長できただろうか?