第17番実験体廃棄場

多分日記。

記事その2

 

Amazon primeドキュメンタリー映画「日本で有名(Big in Japan)」というものをみた。
オーストラリアで暮らす一般人のデイブという青年を有名人にする為に、その友人たちと共にあれこれ奮闘するという内容だ。


有名になる為ならなんだってする、と意気込むデイブに対し、「ん?」「じゃあ日本に行こうぜ」といきなりぶっ飛んだ行動に出るところから映画は始まる。

 

このデイブという主人公兼監督はもともと仲間たちと映画を作っているらしく、つまり自ら身体を張ってドキュメントを作っていることになり、その点がまず凄げぇなというところ。まあ仲間は若干面白がってやっているようなシーンもあるにはあるが。

 

外国人ということを利用して再現映像収録に参加したり you tube チャンネルを開設して奇行な言動をしてフォロワーを集めるのと並行して、ボブ・サップレディビアードなどの日本で活動する外国人タレントやインフルエンサーに、なぜ日本で活動しているのか、どのような活動をすれば有名になれるのか、有名になるとはどういうことかなど、内面に切り込んだインタビューをするという構成になっている。

 

動画サイトやSNSで過剰な言動で注目を集めるのが問題視されている現代において、ネタ性の強いサムネに反して中々の社会性のある内容だったことは満足。

 

また、個人的に興味深い点があり、それについてちょっと書いていこうと思う。

ケルシーという、カナダから日本にやってきてアイドル活動をしている方に焦点を当てた場面があり、日本の芸能産業における女性アイドルに扱い方について、専門家(?)らしき人物がこのようにコメントしていた。


「彼女らは処女の純粋さを表現することが求められており、それは主にファンの大部分である中年男性の性的欲求を満たす為だということです」

 

正直笑ってしまった。確かにアイドルが恋人を作ると叩かれるのが常だが、ここまでバッサリと云うことの出来る人間は少なくとも日本にはいないと思う。

私自身芸能関係はてんで疎く、アイドルに関しても男性女性2次元3次元問わず興味がない。他人の色恋沙汰に何故そこまで引き付けられるのか全く理解できない。そもそもアイドル=恋愛禁止っていう価値観も流石に古くない?

 

でもこういうコメント云われたら純粋なファンにとってたまったもんじゃないよなー。事実そういう人間はいるんだろうけど……。

性的欲求を満たす云々は置いといて、男性アイドルも恋人だの結婚だのの報道が流れるとやっぱり女性ファンは落胆するものだろう。

 

おそらく彼ら(彼女ら)アイドルファンの考えとして、一種のストーリーを求めているんじゃなかなと思う。

当然ながらいくら外見が良かろうと歌が上手かろうとファンがつかなければ活動は成り立たなくなる訳で、ライブに云ったりCDを買ったりすることで、自ら応援する偶像の活動を成り立たせている。そうすることで、アイドルの活動そのものに自らが関わっているものだと認識する。

それ自体は別の購買行動でも成り立つんだと思う。小説家やバンドのファンだってそうだろう。

 

ただ普遍的なアーティストが提供するもの、つまり小説や漫画や音楽というものは基本的にそれ単体で完結している。明確なストーリーがあらかじめ作品のなかに含まれており、極端な話買い手側が介入する余地はない。作り手と買い手は本質的に異なるものとなる。

ついでに作品が良ければ作者の性格がアレでもあまり注目されないような雰囲気もある。

 

アイドルとしての活動は大雑把に云えば音楽活動に入るんだろうけど、多分どちらかというとその歌い手であるアイドルのキャラクター性に強く焦点を当てた活動をしているように見える(間違ってたらごめんなさい)。

つまり歌唱力などの技術云々よりも、話し方や立ち振る舞い、ファンとの接し方など、ちょっと言葉では上手く言い表せないが、所謂人間的な魅力を売りにして活動しているのだと思う。

そうすることで作品そのものではなく、アイドルそのものを(云い方は悪いが)商品とし、その商品の活動の応援の為にファンは集う。

「作り手≠作品≠買い手」ではなく、アイドルの場合は「作り手=作品≒買い手」になるような気がする。

故に「アイドルの活動」という一括りの枠の中に自然とファンは入っていくことになり、活動を長く続けていると一体感のようなものを感じるのだろう。まあ雑に云うと「ワシが育てた」みたいなものか。

 

こういった場合、ファンはそのアイドルと一緒に一つのストーリーを歩んでいるような体感をすると思う。アイドル自身を物語の主人公として、周りのサブキャラクターがファンだ。

そこで主人公たるアイドルが突然彼氏や彼女を連れてきたら、まあそりゃ大混乱だ。なにせファンにとってはアイドルと自分たちは一つのストーリーの中の住人であり、主人公の恋人たるおいしい役が唐突に外部から現れてしまったら「お前はどっから出てきたんだ」となるだろう。主人公がメインヒロインと結ばれるかと思ったらポッと出の脇役に持ってかれたみたいなもんだ。

 

それの良しあしはともかく、最近はクラウドファンディングなどで作り手と買い手が繋がるようなサービスが増えているから一概にには云えないのだけれど、なんにせよアイドルというのは大変そうなものだ。

 

映画の最後には、有名になるには人々が望んでいるものになりきる、つまり自らをモノとして見られることが楽しいと思えるようになる必要がある、みたいな形で述べられていたが、アイドルも確かにそんな感じだよなあと思ったり。

 

いやはや有名人というのは大変なものだ。

 

あ、そうだ(唐突)。

上でアイドルは人間的な魅力を売りにしているって書いたけど、正確には少女的なイメージを売りにしている、だよね(女性アイドルの場合)。

他の国ではよく分からないけど、理想とする少女像っていうのはどうしても処女性が付きまとうものらしい。というか少女に限らず女性に対してそういったある種の〝純潔〟さを求めるのは世界各地でみられるものだ。

 

ああいうイメージってどっからやってくるんだろうね?

 

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記事その1

 

比較的精神が落ち着いてきたので、日記でも書こうと思う。
ただ、毎日ではなく気が向いたときだけだ。

 

ここ最近DTMにはまっている。
去年の1月あたりから始めているので1年が経つのだけど、不思議と飽きる気配はない。
それどころか、もっと音源やエフェクトなどのプリセットが欲しいと思ってしまうようになってしまった。

 

曲を作るというのは思った以上に面白い。
既存の曲のコピーでも、アレンジでも完全オリジナルでも、優劣なんてないしとにかく楽しいものだ。


楽器を演奏して楽しむという方法もあるし、多分それが一般的なんだろうけど、楽器を買わなきゃいけないからお金もかかるし、ピアノやキーボードだと場所も取る。
何より定期的に練習しないと上達はしないので、とにかく面倒だ。寒い日だと指が動かないしね。

 

でもPCとMIDIキーボードさえあれば(出来はともかく)自分では到底扱えないような数多くの楽器を正確に演奏してくれる。
マウスで一つ一つ打ち込んでいくのは確かに面倒に感じることもあるが(特にドラム)、全部自分で作ったような達成感は結構ある。

 

学園祭とかのライブで、自分がかっこよくギターとかを演奏して観客の喝采を浴びる妄想をしたことがある人は案外少なくないと思う。
演奏技術以前に、そもそもそういう環境に縁がなかった生活を送っている私のような人間でも、自分だけの曲が作れてそれを演奏してくれるというのは中々乙なものだ。

新しい趣味を開拓した感じなので、これからも続けていこうと思う。

 

ただ困ったことに、この趣味は金がかかりそうだ。
いい音、あるいは使いやすい音を手に入れるためには、自分で音作りをするよりも数万円するような音源を買った方が手っ取り早いことが多いらしい。
調べたところ Native Instruments の KOMPLETE という総合音源はDTM界では人権のような扱いらしく、一番低いグレードでも5万、最上位で19万円ぐらいするようだ。

使ってみたいものだけれど、残念なことに現在私の収入は0なので、その内手に入れてみたい。

 

折角なので、1年前と現在の曲を比較してみたいと思う。

 

1年前に作った曲↓

 

生まれて初めて作った曲なのでもちろん出来はアレだ。

一応イメージとしては「ギャルゲーとかで幼馴染と朝一緒に登校するときに流れてる曲」。

雰囲気だけでも感じていただけたら幸いだ。

学生時代に To Haert2 にはまっていたので、その影響だろうか。

正直ギャルゲーは愚かゲームさえもご無沙汰なのだが、ゲーム音楽は好きなので 気が向いたら作り直そうかと思っている。

 

というわけでお次。

最近作った曲↓

 

上海アリス幻樂団の「夜のデンデラ野を逝く」「魔術師メリー」を歌モノ風にアレンジしてみたものだ。

中央のピアノの部分にヴォーカルが入るように作ったが、ボカロやcevioを持っていないので、当然歌詞も考えていない。

東方project及びニコニコ動画に出会ってしまった私は「その道」を進むことになってしまったのだが、なんだかんだで10年間飽きずに同じコンテンツにいるってことは無駄にすごい事なのかもしれない(原作はあまり手を出してないが)。

 

東方project及び上海アリス幻樂団の音楽はアレンジが星の数ほどあり、ヴォーカル曲も好んで良く聞いており、こういうの作ってみたいなあ、と思っていたので今回作ってみた。

というか、DTMを始めた動機の一つかもしれない。

 

多分かたちにはなっているかもしれないけど、我ながらまだまだ酷い部分が多い。

 ギターはずっと単純なバッキングだし、カッティングも申し訳程度に入っているけどあんまり聞こえないし、そもそもアンプとかの設定もいまだによく分かっていない。

ベースもその場のノリで打ち込んでいるので、どことなくチグハグだ。

ドラムの音がしょぼい(DAW付属音源だからだと云い訳しておく)。

ミックスに関しては高音を上げ過ぎたのか、ちょっと金属質になってしまっている。

 

作っているときは「よし、いい感じになってきたぞ。もうすぐ完成だー!」といった感じでテンションが上がってしまうので気づいていない。

基本的に感情の赴くままに作っているので、現状を分析して段階的に処理するというよりも、ひたすら曲を作って数をこなすという方法でしか上達しそうにない。

 

 

 それでも、少しは成長できただろうか?